三度目の正直(読み)サンドメノショウジキ

デジタル大辞泉 「三度目の正直」の意味・読み・例文・類語

三度目さんどめ正直しょうじき

占い勝負で、一度二度は当てにならないが、三度目は確実であるということ。転じて、物事は三度目には期待どおりの結果になるということ。三度目はじょうの目。

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精選版 日本国語大辞典 「三度目の正直」の意味・読み・例文・類語

さんどめ【三度目】 の 正直(しょうじき)

  1. 勝負・占いなどで最初や二度目はあてにならないが、三度目は確実であるということ。
    1. [初出の実例]「ワシの云ふ通りにして見給へ。三度目(ドメ)正直(シャウヂキ)といふことがある」(出典:風流親日トリオ(1936)〈獅子文六〉四)

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ことわざを知る辞典 「三度目の正直」の解説

三度目の正直

物事は、最初や二度目でだめであっても、三度目にはしかるべき結果が得られる。

[使用例] 温泉一泊して、翌日駒ケ岳へ登るつもりであった。しかし運がなかった。〈略〉そして今度が三度目の正直だった。しかもそれがあっけなく果たされた[深田久弥瀟洒なる自然|1967]

[解説] 古くは、「三度目の神正直」といいました。三度目には本人実力や運が発揮され、結果がよくなくてもあきらめがつく、ということ。また、「仏の顔も三度」や「二度あることは三度ある」など「三度」に関わることわざは多く、英語にも見られます。

[類句] 三度目はじょうの目

〔英語〕Third time lucky.(三度目の幸運)

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