三損友(読み)サンソンユウ

デジタル大辞泉 「三損友」の意味・読み・例文・類語

さん‐そんゆう〔‐ソンイウ〕【三損友】

《「論語」季氏から》つきあって損になる3種類の友人。人のきげんばかりとる者、こびへつらうだけで誠意のない者、口先がうまくて真心のない者のこと。損者三友。⇔三益友

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三損友」の意味・読み・例文・類語

さん‐そんゆう ‥ソンイウ【三損友】

〘名〙 (「論語‐季氏」の「損者三友〈略〉友便辟、友善柔、友便佞、損矣」による語) 交際すれば自分をそこなうことになる三種類の友人。他人のごきげんとりがうまい人、他人にこびるのがうまく誠実でない人、口さきばかりの人の三種。⇔三益友。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android