きげん

普及版 字通 「きげん」の読み・字形・画数・意味

言】きげん

人を欺く語。〔文心雕竜封禅〕劇秦(美新、漢の揚雄の文)の爲(た)るをるに、長司馬相如)を影寫し、言遯辭(とんじ)もて、故(ことさら)に怪を(と)る。

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嫌】きげん

そしり嫌われる。〔三国志、蜀、孟光伝〕吾(われ)直言を好み、回する無し。(つね)に利を彈射(攻撃)し、世人すると爲る。

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言】きげん

善言。〔書、立政〕嗚呼(ああ)、予(われ)(周公)旦、人の言を已(もつ)て、咸(ことごと)く孺子王(幼き王、成王)にげたり。

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言】きげん

はばかって直言しない。〔晏子、雑上十一〕古(いにしへ)君上(かみ)に在らば、下に直辭多く、君上、善を好まば、民に言無し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報