デジタル大辞泉 「三方一両損」の意味・読み・例文・類語 さんぼういちりょうぞん〔サンバウイチリヤウゾン〕【三方一両損】 落語。講談に取材したもの。左官金太郎が3両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守は1両足して、2両ずつ両人に渡し、三方1両損にして解決する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「三方一両損」の意味・読み・例文・類語 さんぼう‐いちりょうぞんサンバウイチリャウゾン【三方一両損】 落語。講釈種で、大岡政談の一つ。大工の吉五郎が落とした三両の金を、左官の金太郎が拾って届けたが、吉五郎が受け取らないので、大岡越前守が一両足して、両人に二両ずつほうびを与え、三者が一両損と裁く。さげは地口落ち。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「三方一両損」の解説 三方一両損 古典落語の演目のひとつ。江戸時代末期の作とされる。「三方目出度い」「一両損」とも。三笑亭夢楽が得意とした。オチは地口オチ。主な登場人物は、奉行。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報