三条川原村(読み)さんじようかわらむら

日本歴史地名大系 「三条川原村」の解説

三条川原村
さんじようかわらむら

[現在地名]西仙北町北野目きたのめ

北野目村の東南にあたり、雄物川を挟んで刈和野かりわの村の対岸にあったと比定される(「秋田領絵図」一関文書)が、史料を欠き、詳細は不明。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図にはみえず、元禄一五年(一七〇二)の出羽国由理郡郷村高辻帳に亀田領高六一石余とある。

天保三年(一八三二)秋田領となり、同六年の出羽国下野国之内秋田領郷村高辻帳(秋田県庁蔵)も同高。しかし、万延元年(一八六〇)七月の仙北郡西街道村々御高書上帳(山本文書)や文久三年(一八六三)の仙北郡西街道村々御高人馬書上帳(小貫文書)には村の記載がない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android