三段跳(読み)さんだんとび

精選版 日本国語大辞典 「三段跳」の意味・読み・例文・類語

さんだん‐とび【三段跳】

〘名〙
陸上競技で、フィールド種目の一つ助走路を走って来て踏切り板で第一歩を踏切り(ホップ)、同じ足で第二歩を跳び(ステップ)、反対の足で第三歩を跳び(ジャンプ)、両足で着地し、その飛距離を争う競技。トリプル‐ジャンプ。〔モダン用語辞典(1930)〕
② 比喩的に、二つ段階をとびこえて更に先の段階に進むこと。いっきに先に進むこと。
日本の橋(1936)〈保田与重郎〉「現代矛盾発生、我国のそれは、文化的にルネッサンスを三段跳びしたことで、かくて近代国家となった日本は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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