三界の苦輪(読み)さんがいのくりん

精選版 日本国語大辞典 「三界の苦輪」の意味・読み・例文・類語

さんがい【三界】 の 苦輪(くりん)

三界生死を繰り返す流転輪廻の苦しみの世界であることを示した語。
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「一度七宝荘厳の台に着きぬれば、永く三界の苦輪の海を別れぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android