上盛(読み)うわもり

精選版 日本国語大辞典 「上盛」の意味・読み・例文・類語

うわ‐もりうは‥【上盛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あるものの上にさらに盛ること。またそのもの。
    1. [初出の実例]「文吏文法を行てかざりに儒学の方を行をうわもりにしたぞ」(出典:玉塵抄(1563)三八)
  3. あるものの中で最上のもの。最高のもの。第一流第一人者。良くないことにもいう。
    1. [初出の実例]「かの鼠と申すは、外道(げだう)の上盛なるべし」(出典:御伽草子・猫の草紙(江戸初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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