デジタル大辞泉
「最上」の意味・読み・例文・類語
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もがみ【最上】
[1] 〘名〙 山形県最上地方で産する米。最上米。
※雑俳・川柳評万句合‐明和三(1766)宮三「つきや
同士ちょいとつかんで最上だの」
さい‐じょう ‥ジャウ【最上】
〘名〙 (形動) この上ないこと。最も
程度や
価値などがたかいこと。また、そのさま。〔大日経開題(824)〕
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最上[町] (もがみ)
山形県北東端,最上郡の町。人口9847(2010)。最上川の支流小国川の上流域を占め,中央部に小国盆地の平たん地が開ける。中心集落は向町(むかいまち)で,JR陸羽東線,国道47号線が東西に通る。江戸時代から小国馬の産で知られ,明治・大正期には県下一の牧馬地域として発展し,馬市がにぎわった。夏に太平洋側から吹く〈やませ〉の被害を受けやすく,古くから飢饉にみまわれることが多かった。主産業は農業で,米作を中心に肉牛飼育が行われる。製材業や縫製工場も立地する。町内には瀬見温泉,赤倉温泉があり,いずれもスキー場をもつ。
執筆者:松原 宏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
普及版 字通
「最上」の読み・字形・画数・意味
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