上石津町(読み)かみいしづちよう

日本歴史地名大系 「上石津町」の解説

上石津町
かみいしづちよう

面積:一二一・四四平方キロ

岐阜県の南西端に位置し、町域の多くは山地で、牧田まきだ川の上流部となっている。北は不破郡関ヶ原町・垂井たるい町、東は養老町、南は三重県員弁いなべ北勢ほくせい町・藤原ふじわら町、西は滋賀県犬上いぬかみ多賀たが町・坂田さかた山東さんとう町・米原町と接する。町域の西部山地は鈴鹿山系に連なり、東は養老山脈の西腹にあたり、集落はその間を南西部から東流し北へ流路を変えて流れる牧田川流域に点在する。町の北端部を名神高速道路が東西に通り、北接の関ヶ原町に設けられた関ヶ原インターチェンジと、当町を南北に通る国道三六五号が結ばれ、従来の農林業を中心とした町のイメージを変えつつある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報