上臥(読み)うわぶし

精選版 日本国語大辞典 「上臥」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ぶし うは‥【上臥】

源平盛衰記(14C前)三一「院にも近く召し仕はれ進(まい)らせければ、廿五日に院の御所法住寺殿に上臥(ウハブシ)して候ひけるに」

うえ‐ぶし うへ‥【上臥】

〘名〙 宮中、または院中に宿直すること。うわぶし。
平家(13C前)二「丹波少将成経は、其夜しも院御所法住寺殿にうへ臥(ぶし)して、いまだ出られざりけるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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