上藪下町(読み)かみやぶしたまち

日本歴史地名大系 「上藪下町」の解説

上藪下町
かみやぶしたまち

[現在地名]彦根市旭町あさひまち大東町だいとうちよう京町きようまち三丁目・佐和町さわちよう船町ふなまち

上新屋敷かみしんやしき町の南にある。寛延二年(一七四九)の家並分限帳(彦根市史)にみえる藪の下は当町とみられ、禄高五〇〇―三〇〇石の武士一人、三〇〇―一〇〇石が一〇人、一〇〇―五〇石が一人確認され、江戸後期には御用米蔵奉行の中氏、買上物改証判役の堤氏、算学の堤氏などが住していた(井伊家役人帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android