上西喜三郎(読み)かみにし きさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上西喜三郎」の解説

上西喜三郎 かみにし-きさぶろう

1809-1882 幕末-明治時代の公共事業家。
文化6年2月13日生まれ。大和(奈良県)賀名生(あのう)村の人。文久3年(1863)天誅(てんちゅう)組の鉄砲役となり,転戦したが敗れ,津藩に捕らえられる。のちゆるされ,十津川街道を改修し,凶作のとき庄屋をうごかして共有地雑木をうり村民を救済した。明治15年5月4日死去。74歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android