下働(読み)したばたらき

精選版 日本国語大辞典 「下働」の意味・読み・例文・類語

した‐ばたらき【下働】

〘名〙
他人の下で働くこと。また、その人。したまわり。
社会百面相(1902)〈内田魯庵鉄道国有全体なら巍一を下働(シタバタラ)きに奔走させて貴処(あなた)にお骨折を願ふと可いんですけれども」
炊事その他雑用をすること。また、その人。したまわり。
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三「下働(シタハタラ)きする男共迄に時おりふし黄成物をとらせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android