出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…哺乳類の口の上および下の縁をなす軟らかくて可動性の大きい部分。上の縁を上唇(じようしん),下の縁を下唇(かしん)という。一般に上下のあごをもつ脊椎動物で口の上下の縁を便宜的に上唇・下唇とよぶことがあるが,厳密な意味での口唇は哺乳類特有のものである。…
…甲殻類や多足類の口器は一つの上唇,1対の大あご,1対ずつの第1・第2小あごからなり,高等なものには何対かの顎脚が加わる。昆虫類では上唇・大あご・小あご・下唇・下咽頭(舌)からなっていて,1対の下唇は真ん中で癒合する。各部分の形状は昆虫の目(もく)や摂食習性によってひじょうに異なるが,そしゃく型と吸収型とに大別できる。…
…甲殻類や多足類の口器は一つの上唇,1対の大あご,1対ずつの第1・第2小あごからなり,高等なものには何対かの顎脚が加わる。昆虫類では上唇・大あご・小あご・下唇・下咽頭(舌)からなっていて,1対の下唇は真ん中で癒合する。各部分の形状は昆虫の目(もく)や摂食習性によってひじょうに異なるが,そしゃく型と吸収型とに大別できる。…
※「下唇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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