精選版 日本国語大辞典 「下引」の意味・読み・例文・類語
したっ‐ぴき【下引】
した‐びき【下引】
〘名〙 =したっぴき(下引)
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…房のない十手をもって犯罪の探査をしたが,同心の命令がなければ逮捕はできなかった。勢力のある親分は多数の子分(下引)をもち,料理屋,絵双紙屋などを営んでいた。同心の出す給金は年1分くらいでわずかだが,吉原の遊女屋から月々に多額の金をもらい,また芸者,隠売女(かくしばいじよ)などから金を取り立て,大店(おおだな)の商人からは盆暮の付届けがあった。…
※「下引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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