下椹沢村(読み)しもくぬぎさわむら

日本歴史地名大系 「下椹沢村」の解説

下椹沢村
しもくぬぎさわむら

[現在地名]山形市下椹沢・上江うわえ黄金こがね南志戸田みなみしとだ天神台てんじんだい平田へいだ金石田かないしだ柳田やなぎだ砂田すなだ千代田ちよだ中江なかえ西原にしはら

上椹沢村の西に位置し、川の東岸平地に立地。近世初期は椹沢村として一村であったが、中期頃までに上・下二村に分村。元禄郷帳(国立史料館蔵)に下椹沢村がみえる。領主の変遷は上椹沢村に同じ。宝永七年(一七一〇)頃の村々大概帳(横山文書)によれば高一千三〇三石余、反別田五一町余・畑一三町四反余、人数二六三、馬一二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android