下片山村(読み)しもかたやまむら

日本歴史地名大系 「下片山村」の解説

下片山村
しもかたやまむら

[現在地名]新座市畑中はたなか一―三丁目・野寺のでら一丁目など

北東流する黒目くろめ川左岸にある。西は野火止のびどめ宿、東は膝折ひざおり(現朝霞市)、北東は溝沼みぞぬま(現同上)。飛地の貝沼かいぬま石神いしがみ村の南にある。近世前期に片山村から分郷した村で同村北部にあたる。延宝六年(一六七八)の御鷹場絵図(徳川林政史研究所蔵)では下片山村、元禄郷帳では「片山下村」とみえる。高は一六〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android