下釜口村(読み)しもかまくちむら

日本歴史地名大系 「下釜口村」の解説

下釜口村
しもかまくちむら

[現在地名]三富村下釜口

徳和とくわ川を挟んで下荻原しもおぎはら村の北に位置し、笛吹川渓谷右岸に立地する。北は上釜口村。慶長古高帳には釜口村とみえ、高二一石、幕府領。承応元年(一六五二)年貢割付状(下釜口区有文書)には釜口村とみえるが、同三年の年貢割付状(同文書)には下釜口村とあるのでこの頃分村したと思われ、甲府家領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android