デジタル大辞泉
「不偏不党」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふへん‐ふとう ‥フタウ【不偏不党】
〘名〙 (形動) どの党、どの主義にも加わらないこと。どちらにもかたよらないで、公正・中立の立場に立つこと。また、そのさま。
※
続日本紀‐養老七年(723)一〇月乙卯「王者不偏不党、尊
二用耆老
一、不
レ失
二故旧
一、徳沢流洽、則霊亀出」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
不偏不党
どの党、どの主義にも加わらないこと。どちらにもかたよらないで、公正・中立の立場に立つこと。
[活用] ―の・―に。
[使用例] ぼくは不偏不党でないと新聞をやってゆくのにつごうわるいので[杉浦明平*解体の日暮れ|1966]
[使用例] 政治は不偏不党の立場からこそ一番よく観察できるはずだというのも[高橋和巳*白く塗りたる墓|1970]
[解説] 「偏」はかたよる、公平・中正でない、「党」は仲間を組む、という意味。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報