不定法(読み)フテイホウ

デジタル大辞泉 「不定法」の意味・読み・例文・類語

ふてい‐ほう〔‐ハフ〕【不定法】

不定詞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不定法」の意味・読み・例文・類語

ふてい‐ほう ‥ハフ【不定法】

〘名〙
① (infinitive mood の訳語) 英語などにおける動詞形態一種人称、数、時制などが定まっていないもので、主語や目的語になり得るといった名詞的機能をもつ。be (英語)、sein (ドイツ語)、étre (フランス語)など。〔語法指南(1889)〕
② 西洋文法の影響により明治期の日本文法で、動詞の未然形あるいは連用形用法をいう。さまざまな場合に用いられて用法が一定しないところからいわれた。〔小学日本文典(1874)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android