不精独楽(読み)ブショウゴマ

デジタル大辞泉 「不精独楽」の意味・読み・例文・類語

ぶしょう‐ごま〔ブシヤウ‐〕【不精独楽/無精独楽】

胴長心棒がなく、底がとがっているこま。ひもで胴を打って回す。たたかれなくては動かないところからの称。

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精選版 日本国語大辞典 「不精独楽」の意味・読み・例文・類語

ぶしょう‐ごまブシャウ‥【不精独楽・無精独楽】

  1. 〘 名詞 〙 玩具の独楽一つ。胴長で心棒はなく、底部がとがっている。紐で胴を打ってまわすので、たたかれなくては動かないとしゃれて名づけられた。
    1. [初出の実例]「めぐるもののしなじな〈略〉たたけばめぐる、ぶせうごま」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)下)

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