与野[市](読み)よの

百科事典マイペディア 「与野[市]」の意味・わかりやすい解説

与野[市]【よの】

埼玉県南東部の旧市。1958年市制。東部と西部台地で,中央の低地に鴻沼(こうぬま)用水が流れる。市街は,中世鎌倉街道宿場町近世は宿場町,市場町として発達。1912年東端に東北本線与野駅が開設されて,駅を中心に市街地化し,1985年埼京線が市域中央部を縦貫して更に宅地化が進んだ。自動車関連,一般機械などの工業が盛んで,商業でも自動車販売業が中心となっている。2001年5月浦和市,大宮市と合併してさいたま市となる。8.29km2。8万2939人(2000)。
→関連項目中央[区]

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