世の(読み)ヨノ

デジタル大辞泉 「世の」の意味・読み・例文・類語

よ‐の【世の】

[連語]《天下周知の、の意から、程度のはなはだしいさまを表す》たいへんな。この上ない。
「―れ者かな」〈徒然・四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世の」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 の

  1. 世間に較べるもののない。この上ない。
    1. [初出の実例]「世のかしこき人なりとも、深き心ざしを知らでは、あひがたしとなん思ふ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

よ‐の【世の】

  1. よ(世)の

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