両手に花(読み)リョウテニハナ

デジタル大辞泉 「両手に花」の意味・読み・例文・類語

両手りょうてはな

二つのよいものを同時に手に入れることのたとえ。また、一人男性が同時に二人女性を連れていることのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「両手に花」の意味・読み・例文・類語

りょうて【両手】 に 花(はな)

梅と桜を両手に持ったようの意で、二つの美しいものやよいものを同時に手に入れることのたとえ。また、一人の男性が二人の女性を連れていることのたとえにいう。両手に旨い物。
※雑俳・柳多留‐一六(1781)「しょさ事のしまい両手に花をもち」

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ことわざを知る辞典 「両手に花」の解説

両手に花

美しい花を両手に持ったよう。二つのよいものを同時に手に入れることのたとえ。特に、左右に女性がいてひとりじめにしているような状態をいう。

[使用例] 旦那がいい男で道楽に六代目か吉右衛門でも色にすりゃそれこそ両手に花だ[永井荷風腕くらべ|1916~17]

[類句] 両手に旨い物

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