中央(熊本県)(読み)ちゅうおう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中央(熊本県)」の意味・わかりやすい解説

中央(熊本県)
ちゅうおう

熊本県中部、下益城(しもましき)郡にあった旧町名(中央町(まち))。現在は美里町(みさとまち)の西部を占める地域。旧中央町は1955年(昭和30)中山、年禰(としね)の2村が合併して中央村誕生、1975年町制施行。2004年(平成16)砥用町(ともちまち)と合併、美里町となる。旧町域は、熊本県のほぼ中央に位置し、名称もこの地理的位置(中央)にちなむ。緑川支流の釈迦院(しゃかいん)川が流れ、国道218号、443号が通じる。北半域を占める低山地系の砥用盆地と南半域の九州山地北部とからなり、この対照は土地利用面でも、北半域の米麦、メロン養鶏、南半域のミカンクリ、茶、育成牛となって現れている。森林資源は両域とも恵まれている。注目すべきことは、盆地底をほぼ東西に走る国道218号沿いに立地している縫製などの繊維製品工場の進出と、南端五木五家荘県立自然公園(いつきごかのしょうけんりつしぜんこうえん)指定地区から、さらにそれに南接する「西の高野山(こうやさん)」ともよばれる釈迦院(八代市泉町柿迫(かきざこ))までを結ぶ「釈迦院御坂(みさか)の石段」の再建とである(現在、御坂遊歩道として復元整備された石段は3333段)。いずれも町域振興の主柱として行われた。

[山口守人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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