中央墓地(読み)ちゅうおうぼち

世界の観光地名がわかる事典 「中央墓地」の解説

ちゅうおうぼち【中央墓地】

オーストリアの首都ウィーンの市街中心部から約5kmの郊外にある墓地。1874年に市内の5つの墓地が統合してつくられた。この墓地の「名誉区」(第32区A)には、ベートーベンシューベルトヨハンシュトラウスブラームスランナーズッペヴォルフなどの音楽家の墓のほか、モーツァルト記念碑がある。また近くの第32区Cにはシェーンベルクシュトルツの墓がある。「名誉区」は、墓地入り口からルエガー教会に向かって約200mほどの左側にある。◇中央墓地へはウィーン市街から市電で訪れることができる(所要時間約20分)。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android