中杓鴫(読み)ちゅうしゃくしぎ

精選版 日本国語大辞典 「中杓鴫」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしゃく‐しぎ【中杓鴫】

  1. 〘 名詞 〙 シギ科の鳥。全長約四二センチメートル。大きさはダイシャクシギコシャクシギ中間くらい。背面暗褐色で、頭・くび・わきに褐色の縦斑がある。頭上の中央に灰白色の線とその左右に黒帯が走る。干潟河口に多く、下方にそった長いくちばしでエビカニなどを巧みに食べる。シベリア東部で繁殖し、日本には旅鳥として春と秋に立ち寄る。中杓。《 季語・秋 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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