デジタル大辞泉
「中程」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
なか‐ほど【中程】
〘名〙
① ある期間・時期のまんなかのあたり。なかごろ。
※
愚管抄(1220)七「この中ほどは、きみの君にて昔のごとくえあるまじければ」
※浮世草子・好色一代男(1682)六「初の程はおもしろく、中程(ナカホド)はおかしく、後は気毒かさなり」
② 物や、ある限られた場所のまんなかのあたり。
※
今川大双紙(15C前)弓法之次第之事「我よりも下の者に弓を渡す次第、右の手に而中程をとり、左の手にては
より少下にそへ取也」
③ 中くらいの程度。「クラス五〇人中のなかほどの成績」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報