中肉(読み)チュウニク

デジタル大辞泉 「中肉」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐にく【中肉】

太りすぎてもやせすぎてもいないこと。ほどよい肉づき。「中肉中背の人」
品質が中くらいの食用肉。「豚の中肉

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精選版 日本国語大辞典 「中肉」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐にく【中肉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あまり太ってもなくやせてもいない、ほどよい肉づき。
    1. [初出の実例]「一 中せい、中肉」(出典:御触書寛保集成‐四八・元文二年(1737)一月)
    2. 「中肉(チウニク)にして色艷(こまや)く」(出典洒落本・淫女皮肉論(1778)品川の花ふぶき)
  3. 品質の中ぐらいの鳥獣肉類

ちゅう‐じし【中肉】

  1. 〘 名詞 〙 中くらいの肉づき。太ってもやせてもいない程よい肉づき。ちゅうにく。
    1. [初出の実例]「色しろく中(チウ)じしに、せい高からずひくからず」(出典:咄本・万の宝(1780)関取の無褌)

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