中道政治(読み)チュウドウセイジ

デジタル大辞泉 「中道政治」の意味・読み・例文・類語

ちゅうどう‐せいじ〔チユウダウセイヂ〕【中道政治】

二つの対立する勢力のどちらかにかたよらず、中正を旨とする政治。特に、右派左派のいずれにもかたよらない政治。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中道政治」の意味・わかりやすい解説

中道政治
ちゅうどうせいじ

左右両翼に偏せず,中道を歩む政治という意味。普通計画経済,社会化政策を綱領に掲げる左翼,および反自由主義,反社会主義,さらには反民主主義の立場をとる右翼に対して,穏健保守主義,自由主義,社会民主主義などの立場をとる中道派勢力ないしはそれらの連合勢力によって営まれる。フランス第三,第四共和制下の中道派連立政権による政治がその例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android