中郡筋(読み)なかごおりすじ

日本歴史地名大系 「中郡筋」の解説

中郡筋
なかごおりすじ

戦国末期から江戸時代に使用された広域呼称で九筋二領の一つ。甲府盆地の中央部を占め、巨摩郡山梨郡八代郡にまたがる。天正一七年(一五八九)一一月二三日の国玉くだま大明神(現甲府市)宛の伊奈忠次神領証文(磯部文書)などに中郡筋とある。寛永元年(一六二四)の四郡村高帳では八代郡二九ヵ村・山梨郡二五ヵ村・巨摩郡五一ヵ村、計四万七千七三一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android