丹後国諸庄郷保惣田数帳目録(読み)たんごのくにしよしようごうほそうでんすうちようもくろく

日本歴史地名大系 の解説

丹後国諸庄郷保惣田数帳目録(丹後国田数帳)
たんごのくにしよしようごうほそうでんすうちようもくろく

一冊

別称 丹後国諸庄園郷保惣田数帳・丹後国田数帳

成立 一四四〇―五〇年代

分類 記録

写本 宮津市成相寺(重要文化財)・京都大学図書館・東京大学史料編纂所・神宮文庫他(成相寺蔵本写)

解説 はじめに「合 正応元年八月日」、末尾識語に「長禄三年五月三日 国富兵庫助帳写□」等と記す。なかに享徳元年云々の記事があるから正応元年当時の太田文の体裁に従って享徳―長禄頃の領有の状況を各郡別に郷・保・里・庄・寺社名をあげて記す。御料所(幕府料)所在、中分・半済・不知行・無現地の増加の状況等を知ることができる。

活字本 改定史籍集覧・丹後史料叢書、「舞鶴市史(昭和四八年刊)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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