久しい(読み)ヒサシイ

デジタル大辞泉 「久しい」の意味・読み・例文・類語

ひさし・い【久しい】

[形][文]ひさ・し[シク]
長い時間がたっている。「―・く姿を見ない」「故郷を離れてから―・い」
しばらくぶりである。久しぶりである。「これはまた、お―・いことで」
時間がかかっている。
「いと苦しげにややみて、―・しくおりてゐざり入る」〈宿木
ありふれている。代わりばえがしない。
「金平ごばうも―・いもんだ」〈洒・四十八手〉
なじみである。
「家―・しき者ばかり召しよせられ」〈浮・織留・三〉
[派生]ひさしさ[名]
[類語]久し振り久久久方振りしばらくぶりしばらく遠いとこしえとこしなえ永久永遠とわ永世恒久悠久悠遠長久不変常磐ときわ永劫えいごう永代久遠くおん無限無窮不朽万代ばんだい不易万世万古不易千古不易

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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