出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
大分県中西部にある山。九重(くじゅう)火山群の一峰で、標高1787メートル。角閃(かくせん)安山岩の鐘状火山(トロイデ)で、山頂に近く御池(おいけ)、空池(からいけ)などの火口跡があり、阿蘇(あそ)、祖母(そぼ)山など、山頂からの展望はすばらしい。古来朽網山(くたみやま)ともよばれ、『万葉集』にも「朽網山夕居(い)る雲の薄れ去(い)なば我(あれ)は恋ひむな君が目を欲(ほ)り」と詠まれている。三俣(みまた)山との裾(すそ)合谷の標高1300メートルの地に法華院温泉(ほっけいんおんせん)がある。南登山口から徒歩3時間余、やまなみハイウェイ沿いの飯田(はんだ)高原長者原(ちょうじゃばる)と牧ノ戸(まきのと)峠からは徒歩2時間前後で山頂に達する。
[兼子俊一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…峰を境に北側が九重(ここのえ)町,南側が久住(くじゆう)町に含まれ,南西山麓は熊本県に属する。西部は久住山(1787m)を中心として,最高峰である中岳(1791m),稲星山(1774m),三俣山(1745m),また東部は大船(たいせん)山(1787m)を中心として平治岳(1643m),黒岳(1587m)などの火山が群立し,これらの山間盆地としてミヤマキリシマで有名な坊ヶツルがある。一方,これら火山群の西方には阿蘇と別府を結ぶ九州横断道路をはさんで黒岩山(1503m),猟師山(1423m),さらには湧蓋(わいた)山(1500m)がそびえている。…
※「久住山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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