乾性土壌(読み)かんせいどじょう(英語表記)arid soil

岩石学辞典 「乾性土壌」の解説

乾性土壌

年間降雨量が25cmよりも少ない乾燥または半乾燥気候の影響下で形成された土壌の一般名.この中にはチェルノゼム(chernozem),栗色土(chestnut earth),灰色土(grey desert),塩類土(saline soil),アルカリ性土壌(alkaline soil)などが含まれる[Ramann : 1911, Robinson : 1936, Jenny : 1941].降水地表から蒸発する量は気温に関係するので,乾燥気候降水量のみでは決まらない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android