了菴桂悟(読み)りょうあんけいご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「了菴桂悟」の意味・わかりやすい解説

了菴桂悟
りょうあんけいご

[生]応永32(1425)
[没]永正11(1514).9.15. 京都
室町時代の臨済宗僧。「了庵」とも書く。真如寺の大疑信の法を継ぎ,文明年間 (1469~87) 安養寺に住み,のち東福寺移住。永正3 (1506) 年遣明使節として明に渡り,帰国後南禅寺に住して山門を再興した。晩年は東福寺の大慈院に退き,そこで没した。書にも優れた。主著『壬申入明記』および『語録』 (2巻) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android