予備軍(読み)ヨビグン

デジタル大辞泉 「予備軍」の意味・読み・例文・類語

よび‐ぐん【予備軍】

決戦に投入するために後方予備として備えてある軍隊
予備役の兵で編制した軍隊。
(比喩的に)いずれその状態になる可能性の高い人々。「サラリーマンの8割はうつ病予備軍といわれる」「リストラ予備軍」→予備群

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「予備軍」の意味・読み・例文・類語

よび‐ぐん【予備軍】

〘名〙
① 決戦に使用するため、交戦の初期戦闘に投入せず後方に控えてある部隊
② 予備役兵を召集して編制された軍隊。〔仏和法律字彙(1886)〕
③ (比喩的に) おもに名詞について、将来そうなりそうな人々のことをいう。「母親予備軍」「糖尿病予備軍」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android