争えない(読み)アラソエナイ

デジタル大辞泉 「争えない」の意味・読み・例文・類語

あらそえ◦ない〔あらそへない〕【争えない】

[連語]《「あらそう」の可能動詞「あらそえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ある事実がはっきり現れていて、隠すことも否定することもできない。あらそわれない。「年は―◦ない」「血筋は―◦ない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「争えない」の意味・読み・例文・類語

あらそえ【争】=ない[=ぬ・ん]

  1. ( 「あらそう」の可能動詞「あらそえる」に打消の助動詞「ない(ぬ・ん)」の付いたもの ) =あらそわ(争)れない
    1. [初出の実例]「中西へ手紙をやらうとすると、お蝶さんがやって来る、争(アラ)へんものだ」(出典疲労(1907)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む