二上新村(読み)ふたがみしんむら

日本歴史地名大系 「二上新村」の解説

二上新村
ふたがみしんむら

[現在地名]高岡市二上新

二上丘陵の南、小矢部川下流左岸、二上村の東方に位置。二上村領で寛文三年(一六六三)に村立てした。同一〇年の村御印の草高一二石で、寛文三年から同五年の新田高となっている。免は六ツ一歩(三箇国高物成帳)。延宝六年(一六七八)五石の手上高があり、元禄五年(一六九二)定免四ツ二歩に引免された(「高免等書上帳」折橋家文書)。嘉永元年(一八四八)一一石余(「極高新開根帳」高樹文庫)、安政四年(一八五七)三石五斗ほどの新開が行われた(「請高新開根帳」同文庫)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android