二籠(読み)ふたごもり

精選版 日本国語大辞典 「二籠」の意味・読み・例文・類語

ふた‐ごもり【二籠】

〘名〙
二つの物が一つに包まれていること。また、そのもの。
書紀(720)仁賢六年九月(熱田本訓)「女人答て曰、秋葱(あきき)の転(いや)双〈双重也〉納(フタコモリ)を思ふ可し」
二匹の蚕が一個の繭を作ってこもること。また、その繭。玉繭。ふたつまゆ。〔本草和名(918頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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