五綴(読み)ごてつ

精選版 日本国語大辞典 「五綴」の意味・読み・例文・類語

ご‐てつ【五綴】

〘名〙 仏教戒律に基づき、僧侶托鉢(たくはつ)のときに用いる鉄鉢(てっぱつ)がいたんでも、五か所に及ぶまでは補綴(ほてつ)して使い、とりかえることを許されないことをいう。
性霊集‐三(835頃)奉謝賜綿兼詩詩「五綴持錫観妙法、六年蘿衣啜蔬湌」 〔四分律‐九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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