五見(読み)ゴケン

デジタル大辞泉 「五見」の意味・読み・例文・類語

ご‐けん【五見】

仏語仏教で批判される五つの誤った見解。実体的自我があるとする我見がけんと一切のものが我に属するとする我所見がしょけんを合わせた有身見うしんけん、自我は断絶するあるいは死後常住であると一方の極端に偏る辺執見へんしつけん因果道理を否定する邪見じゃけん、自らの見解だけを最高とし他の見解を誤りとする見取見けんじゅけん、誤った戒律や誓いを守ることで解脱が得られるとする戒禁取見かいごんじゅけん(戒取見)の五つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む