些勧進(読み)ちとかんじん

精選版 日本国語大辞典 「些勧進」の意味・読み・例文・類語

ちと‐かんじん ‥クヮンジン【些勧進】

連語
浄瑠璃・柏崎(1698頃)五「ムム是は比丘尼舟な〈略〉こがれこがれて身は捨小舟、よる瀬は、終による瀬はヤヨヤアアないものかチトチトくんじんと打かづく」
物乞い少しの恵みを乞うの意にいう語。
※浄瑠璃・信田小太郎(1702頃)四「丹三郎いほりの内をつくづくと打ながめ、ちとくんじんといひいるる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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