交通安全環境研究所(読み)こうつうあんぜんかんきょうけんきゅうじょ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「交通安全環境研究所」の意味・わかりやすい解説

交通安全環境研究所
こうつうあんぜんかんきょうけんきゅうじょ

独立行政法人自動車技術総合機構に属する研究機関。自動車の基準適合性審査やリコールの技術的検証などを行う。英語名はNational Traffic Safety and Environment Laboratory、略称はNTSEL。1950年(昭和25)に運輸省運輸技術研究所として設立。その後、改組再編等が行われ、2001年(平成13)1月、中央省庁再編により、国土交通省交通安全公害研究所に移行。同年4月、独立行政法人交通安全環境研究所となった。2016年4月、自動車検査独立行政法人と統合して自動車技術総合機構が設立され、交通安全環境研究所は同機構の研究所となった。本所は東京都調布市深大寺(じんだいじ)東町

[編集部 2017年6月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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