交関(読み)こうかん

精選版 日本国語大辞典 「交関」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん カウクヮン【交関】

〘名〙
① 往来すること。
※本朝文粋(1060頃)七・為清慎公報呉越王書〈大江朝綱〉「今交関已畢。帰帆初飛」 〔後漢書‐西羌伝〕
② 物を売り買いすること。交易きょうかん
令義解(718)関市「凡官与私交関。以物為価者。准中估価
男女が肉体的に交わること。〔唐律疏議名例・以入罪〕

きょう‐かん ケウクヮン【交関】

〘名〙 =こうかん(交関)
色葉字類抄(1177‐81)「交関 商売分 ケウクヮン」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android