他事・徒事(読み)あだしごと

精選版 日本国語大辞典 「他事・徒事」の意味・読み・例文・類語

あだし‐ごと【他事・徒事】

〘名〙
① (他事) ほかの事。余事
書紀(720)継体八年正月(前田本訓)「余事(アタシこと)に非ず。唯妾が悲しぶ所は飛鳥天之鳥(とぶとり)も児(おのがこ)愛養(うつくし)ぶが為に、樹巓(きのすゑ)に樔を作(く)ふ」
② (徒事) むだなこと。つまらないこと。不必要なこと。あだごと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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