デジタル大辞泉
「付目」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
つけ‐め【付目】
〘名〙
※
咄本・
当世軽口咄揃(1679)五「我かるたをひねりて見るに、つけめをしたり」
② 目あてにしていること。ねらいどころ。
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)三「其足よは連たが。盗する付目(つケめ)じゃ。よもやと思はせしてやるが当世のはやり物」
③ 自分の有利になるように利用できる相手の欠点や隙。つけこみどころ。
つく‐め【付目】
〘名〙 語義未詳。梶を舷に結びつける突起した
部分の名か。→
かじつくめ。
※
万葉(8C後)八・一五四六「
妹許(いもがり)と吾が行く道の川しあれば付目
(つくめ)結
(むす)ぶと夜そふけにける」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報