仮橋(読み)カリバシ

デジタル大辞泉 「仮橋」の意味・読み・例文・類語

かり‐ばし【仮橋】

橋ができるまで、そのそばに間に合わせとして架ける橋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮橋」の意味・読み・例文・類語

かり‐ばし【仮橋】

〘名〙
① 橋をつくったり、修理したりするときに、まにあわせに一時かけておく橋。
延喜式(927)五〇「凡山城国泉河樺井渡瀬者、官長率東大寺工等、毎年九月上旬造仮橋、来年三月下旬壊収」
② (転じて) 臨時出し物
滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「先斗町(ぽんとてう)が口づいて大丈夫だといふから、仮橋(カリバシ)を出した」

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