伊東 燕尾(読み)イトウ エンビ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「伊東 燕尾」の解説

伊東 燕尾
イトウ エンビ


職業
講釈師

本名
黒田 鉄太郎

生年月日
文政12年 2月8日

出生地
武蔵国 北川村(埼玉県 飯能市)

経歴
郷里で寺子屋師匠を務めていたが、江戸に出て湯島伊東燕晋に弟子入りし軍談を学んだ。その後、全国を巡って修業をし、上方で初代松林亭伯円に実力を認められ、江戸に戻ったといわれる。明治の初めには2代目松林伯円、初代桃川如燕らと並ぶ大看板の真打となり、「源平盛衰記」「伊達騒動」「徳川四戦記」などを得意とした。

没年月日
明治33年 7月31日 (1900年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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